ISOコンサルとは?

公開日:2022/08/10  

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ISOを取得するときに自社で取得することだけではなく、コンサルタントやコンサルティング会社に依頼して取得していくという方法があります。今回は、ISOコンサルについて見ていきたいと思います。

ISOコンサルについて

ISOコンサルは、ISO規格の知識や経験があり、ISO認証の取得や運用の教育などのサポートを行います。一般的なコンサルタント業務はもちろんのこと、ISO取得や運用方法、代行を行うコンサルタントもいます。

ISOコンサルにも大きくわけると3つの種類があり、雛形コンサルタイプとフルサポートコンサルタイプ、指導型サポートタイプがあります。下記で紹介していきます。

雛形コンサルタイプ

雛形コンサルタイプは、決められたマニュアルを利用したISO認証取得をサポートし、スピーディさやリーズナブルさをウリにしているコンサルティング会社やコンサルタントとなります。特徴としては、コンサルティング会社やコンサルタントが前もって用意した文章や記録の雛形を利用して、ISO規格の条件を満たした文章や記録の準備が可能です。

打ち合わせの回数が少ないため、費用を抑えて利用できます。しかし雛形の文章や記録となるため、柔軟性はそこまで期待できず、自社の実務や企業規模に合わない規定やマニュアルが出来上がってしまう可能性もあります。

フルサポートコンサルタイプ

フルサポートコンサルタイプは各企業の実情に合わせてISOを構築することや運用をサポートします。企業や組織のISO事務局の一員となって、ISO構築を行っていきます。

雛形コンサルタイプと異なり、それぞれの企業に沿ったISO規格の文章や記録を作成する点が特徴です。そのため、ヒアリングをしっかりと行い、各企業の規模や実務に沿ったISO規格の文章や記録の作成をサポートしたり、一部の運用を代行したりするため、雛形コンサルタイプのデメリットはありません。

しかし、打ち合わせの回数が多く、時間や費用も高くなってしまう傾向があります。また文章を多く作成するコンサルタントも存在するため、注意も必要です。

指導型サポートタイプ

指導型サポートタイプは、各企業のISO担当者やスタッフに対してISO認証取得のための教育を実施していきます。ISOの認証や取得、運用などを自社で行いたいけれど、知識や経験がないという会社へのサポートとなっています。

指導型サポートタイプは、ほかの2つよりも高額になる傾向にあります。ISOコンサルタントにサポートを希望することや、代行ではなく、ISO関連の業務を自社の社員で今後も行っていきたいという会社はこちらのタイプを選ぶとよいでしょう。

ISOコンサルタントになれる条件とは?

ISOコンサルタントになるための資格はありません。ISOの知識や経験を持っていることで誰でもISOコンサルタントになることができます。

そのため、ひとことでISOコンサルタントといっても質の良し悪しはさまざまだといえます。ISO取得の認証機関での審査員資格を保持していることや、ISOコンサルティング会社に在籍していた人、ISO取得企業で品質管理責任者の経験がある人など、今までの経歴もコンサルタントによって異なります。

ISOコンサルタントは、資格はいらないため、担当するコンサルタントの経歴などにも着目しておくとよいでしょう。

ISOコンサルを選ぶ前に確認しておくべきこと

ISOコンサルを利用するときには、個人で活動している個人コンサルタントか、コンサルティング会社に依頼します。上記でも記載したようにISOコンサルにも種類があるため、どのタイプに依頼すべきか悩む方も多いことでしょう。

そのときの準備としてまずは、ISO認証を取得する目的は何かをもう一度整理することです。たとえば先方からISO認証取得を要求されているときであればスピード対応をウリにしている雛形コンサルタイプを選ぶことや迅速に対応可能なISOコンサルタントを選んでいくことが重要になります。

業務効率化が目的であれば、自社のマネジメントを構築していく必要があるため、フルサポートタイプや指導型サポートタイプを取り入れているISOコンサルタントを選ぶとよいでしょう。しかし、また費用面に関しても気になるポイントにはなりますが、安さだけを見て判断するのではなく、ISO認証取得の根っことなる理由や目的をしっかりと整理し、理解したうえで、その目的を達成できるISOコンサルを選択していくことが大切です。

ISO認証取得にコンサルタントはいた方がよい?

ISO認証取得のときには、コンサルタントやコンサルティング会社に依頼せず、自身で取得していく方法ももちろんあります。ここでは、自身で取得していく場合とコンサルタントやコンサルティング会社に依頼する場合のおおまかな時間とコスト面を比較していきます。

自力でISO認証取得を行う場合

ISO取得に関しての知識がなく自身で取得していく場合には、一般的に16か月間ほどかかると思っておく必要があります。流れの一例としては、ISOについての知識を得ていくための準備期間として1か月目から2か月目、自社のマネジメントシステムを一から構築する期間として2か月目から9か月目、マネジメントシステムを実際に運営する期間として6か月目から12か月目、ISO認証取得の1次審査と2次審査の期間として13か月目から15か月目、そして実際にISO認証取得となるのは16か月目となります。

また自社でのISO認証取得に向けての業務を開始したときには月の約80%はISO業務にあてることとなり、ISO業務に専任できない場合には、ほかの業務と兼任しながら進めていく必要があります。マネジメントシステム構築までに8か月かかるとすれば、基本給30万円の社員への残業手当などを含めて月に32万7,000円ほどを給与とすると260万円以上の費用がかかります。

メリットとしては、自社でISO認証取得をすることで会社のトップがISOに関しての理解を深めることができる点だといえます。

コンサルタントやコンサルティング会社に依頼した場合

コンサルタントやコンサルティング会社に依頼した場合のISO認証取得までにかかる期間は、一般的に8か月ほどです。1か月目から3か月目には業務のヒアリング、独自のマニュアル、規定構築を行い、4か月目から5か月目には内部監査、6か月目から7か月目には1次審査、2次審査、そして8か月目にはISO認証を取得という流れになります。

そしてコンサルタントやコンサルティング会社に依頼したときのマネジメントシステム構築までの費用としては、月に13万円程度で4か月かかるとするとおおよそ53万円前後となります。フルサポートを依頼する場合には、おおよそ45万円から150万円ほどが多く、ISO取得後のサポートを依頼するにはまた別途費用となるところが多い傾向にあります。

そのため、自身で取得する場合とコンサルタントやコンサルティング会社に依頼した場合にはISO認証取得までにかかる時間とコスト面に大きな違いがあります。コンサルタントやコンサルティング会社に依頼することで、ISO専門家がサポートを行っていくため、効率的にコスト面も考慮しながら進めることができるでしょう。

まとめ

今回はISOコンサルについて紹介してきました。ISOコンサルには、3つのタイプと特徴があり、自社でISO認証取得をするのはどのような目的があるのかをしっかりと整理し、どのタイプが合うのかを見極めて依頼していくことが大切でした。

自身でISO認証取得を目指すことももちろん可能ではありますが、スペシャリストの手を借りることで、効率よく進めていくことができます。またISO認証取得を行ったあとが本当のスタートであり、各会社に浸透していくためにはある程度の時間も必要となります。

よりよいISOコンサルに依頼することで、運用が始まってからそのシステムがうまく作用し、レベルアップができているのかの確認や、経営改善のためのISO構築も実現可能となります。しかしISOコンサルは、専門の資格はないため、見極めも非常に大切です。

そのため、ISO取得後の運用支援なども事前に確認しておいてもよいでしょう。またサイト内ではISO取得コンサルタント会社や、ISO取得コンサルタント会社を選ぶポイントなども紹介しているのでよかったら参考にしてみてください。

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