ISO認証を取得するメリット・デメリットについて解説!
ISOとは何なのか存知でしょうか。言葉は聞いたことあっても具体的な意味まで理解していない人が多いのではないでしょう。この記事では、ISOについて詳しく紹介します。また、ISO認証を取得するどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。メリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
ISOとは?
国際的な標準となる国際規格を定めている機関のことをISOといいます。本部はスイスにあり、約160の国家標準団体で構成されているようです。国際規格は国内規格でもあるので、国際的な取引がない企業などにも適用されます。ISOには多くの規格があります。
具体的には、ネジやクレジットカードなどのサイズ、非常口のマークなどのモノに対する規格と、組織のマネジメントシステムの規格があるのです。モノの規格に関しては、サイズが違うことで国をまたいでの取引ができなくなってしまったり、海外に行った際に非常口にマークが違ったら逃げる場所が分からなくなってしまったりすることを防ぐためにあります。とくに非常口のマークは命に係わる重要なことです。生活するうえで重要なことを、国が変わっても一緒になるように世界共通の規格をもつようにしたのです。
組織のマネジメントシステムに関しては、PDCAというシステムを構築することを重視しています。PDCAとは、計画、実施、検証、改善の頭文字です。PDCAを回すことで組織のシステムをよくすることにつながります。ルールを明確にすることで、問題はないのか、もっとよい方法はないのかなど随時確認できるので継続して改善していくことが可能になるのです。
ISO認証を取得するメリット
ISO認証を取得すると多くのメリットがあります。具体的には、どのようなメリットがあるのか紹介します。
信頼が得られる
ISO認証を取得すると、その事実を公表できるのです。よって、顧客からの信頼が得られるのです。個人のお客さんだけでなく、会社同士で取引する相手にも公表が可能です。取引先の会社から信頼を得られるのは重要なことです。しかし、ISO認証を取得したからといって不具合や問題点がなくなる訳ではありません。不具合や問題が起きないようにするかは、会社や従業員次第です。
責任と権限の明確化
不正が発覚したとき、責任者がはっきりせずに問題になるケースが多くあります。責任を明確にせずに部下に押し付けたりするケースもあるようです。ISO認証は、業務に関する責任と権限を明確します。そのため、社員が不信感を抱くこともなくなり、問題発生時にも解決しやすくなるのです。組織全体をしっかり把握し、システム通りに業務を行うことでスムーズに進めることが可能です。
システムが確立しやすい
ISO認証は、商品の品質を保つために手順を明確にします。品質が保てないと、売上も安定しないでしょう。ISO認証を取得するとシステムが確立しやすくなるので、効率も上がり安定させることが期待できるのです。もしトラブルが発生してしまった場合でも、人のせいにするのではなくシステムとして原因を追究できるのです。
ISO認証を取得するデメリット
ISO認証は取得した方がよいといわれますが、少なからずデメリットも存在します。企業にとって負担ならないように事前に把握しておきましょう。
マニュアルや記録が増える
ISO認証は、マニュアルの作成やデータを記録するといった文書化が求められます。これまでマニュアルや記録を残してこなかった場合や、マニュアルに従ってこなかった場合はとくにデメリットに感じてしまうでしょう。マニュアルを作成するという業務が増えるので、時間もかかり手間も感じてしまいます。
業務体制が崩れてしまう
業務を見直し、標準化を行うことになります。本来の役割と変わってしまうこともあるでしょう。ISO認証を取得することで業務体制が崩れてしまい、やりにくさを感じてしまう人もいるかもしれません。また、組織のマニュアルを従業員全員が共有できるような仕組みづくりをしなくてはいけなくなるのです。
すぐに効果は出ない
ISO認証を取得しても、会社としては何も変わっていないと感じてしまうことも多いようです。マニュアルの作成や運用をして業務を見直すことで、コミュニケーションがうまくとれるようになったというような効果は表れやすいかもしれません。ISOを構築してすぐは、認証取得をしたという結果が出せたというだけで充分です。ISO認証は取得してから効果が出るまでに、2~3年程度かかることもあります。継続することが大事なので、効果は少しずつ出ていくということを理解しておきましょう。
まとめ
ISOについて紹介しました。ISO認証は、取得したほうがよいものだと考える人も多いでしょう。しかし、企業の状況や取り組み方次第では、効果が得られずデメリットと感じてしまうこともあるのです。しっかり運用ができれば、信頼を得られるうえ効率のよい安定した業務にすることが可能になります。ISO認証を取得する際には、きちんと目的を持って会社や従業員に負担にならないように取り組みを進めることをおすすめします。
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引用元:https://activation-service.jp/iso/lp/少数精鋭企業から上場企業まで幅広い顧客にきめ細かなサービスを提供 ISOプロは、国内マーケティング調査で、3部門においてNo. 1になっているほどの実力企業です。まず管理職以上の人材が選ぶコンサルティング会社として一位、また企業信頼度という分野や、企業に合わせたISO取得に強い会社ということでも最上位に選ばれました。顧客が100%の生産性で本事業に専念できるように、事業者および担当者がISOにかける作業量を80%削減する代行サービスを供給しています。単に代行するのではなく顧客の事業拡大を助けるISOシステム構築のために、顧客の会社の現状をしっかりとヒアリングで把握し、もっとも適したマニュアルが制作されるでしょう。
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